19

本日で弊社は18周年。
そして19年目に入ります。

弊社を日頃ご贔屓にして頂いておりますお客様、取引企業の皆様へ御礼申し上げます。

性格的にあまり区切りやら、記念日やら、そういうことに関してはまめではないのですが。

ふと振り返る時間が本日あったのでこんなことを書いています。

この会社に参画した時はちょうど7周年目前でした。
あれから11年が経ち、今見える景色は当時イメージすることすらできなかったものです。
私は優秀と第三者から評されることがないまま成人を迎え、今に至りますから
この今の風景は自分のレベルと比較すると合っていないなと思います。
イメージの外側にある風景です。

色々なことがあり、色々変わりました。
変えたこともありますし、変わらざるえないこともありました。
新社屋も建てることもできました。
ただ、そんなの取るに足らないことです。

感慨深いのは今いるメンバーにだけ感じることで、
売上規模や建屋など物理的なものではありませんでした。

私が参画した時に一緒に働いて頂いていたメンバーは誰もいません。
役員を除くと私以外誰もいません。

今働いているメンバーは全員、私が面接させて頂き、覚悟を持って一緒に働くことを決めた人たちです。
もちろん、それも全員が残っているわけではありませんが。

なので、一人、一人思い入れがあります。
初めて会った時のことや、その後の仕事での関わりなど。

悲しいかな代表取締役という立場から情が入ってしまうと正しい経営判断をする自信が持てないため、
プライベートでメンバーとお付き合いをしたことはありません。

18年を迎えた社内を見ると、それぞれ当時そのままに技術、スキルが向上したメンバーがいました。
そこが最も感慨深いところでした。

この11年、これからもですが、プライベートを差し置いて、仕事を行っていく私ですが、
なんというか、笑い話というか、メンバーと過去にこんなことあったよね、と話せるようになっていること
気づいたわけです。今日。

思い出話と言えばいいのでしょうか。

ああ、ちゃんと11年仕事して、間接的でも誰かの役に立ててるのかもしれないな、と。

売上
売上総利益
営業利益
経常利益
純利益

営利企業の長ですから優先するのはもちろんそこなのですが、
同じくらい大事なものが育まれていることに大きな感謝を感じます。

今日から何かが変わるわけではないです。
今日が特別なわけでもないです。
ただ、毎日、やってくる時間に対して適切な行動を取ることは変わりないのですが、

ほんの少しだけ、息が抜けました。

そして、忘れて、明日に向かいます。

19年目もよろしくお願いします。