ろ過アプリケーション開発支援について ③
昨日はディスクフィルターでのろ過テストをご紹介させて頂きました。
本日は実際のラインで使われるカートリッジフィルターを用いたテスト方法をご案内致します。
原則、カートリッジフィルターを用いたろ過テストでは、250mmLのカートリッジフィルター、1本立てで配管口径が3/4のハウジングを
用いて行います。(もちろん、500mmL、750mmLでも可能です。)
流体はお客様から検体を頂戴するケースと、こちらでJIS粉体、ラテックスビーズを用いて基準となる流体を作るケースの二通りがございます。
ディスクフィルターで得た結果を少しスケールアップして再現性を確認することもあれば、
現行品のフィルターとの比較の依頼で行うこともございます。
流量と圧力損失はデータ化され、PC上で保存され正確なデータ取得が可能となっております。
この試験、分析のお客様に喜んでいただけることは、
『自社で設備を準備しなくていい』
『データ取得の時間をかけなくていい』
『分析の手間がかからなくていい』
つまり、時間の創出をお手伝いし、ろ過の専門集団が適切な試験、分析を行うことから、優先順位の高い業務と並行して
業務を進めることができる点です。
明日は引き続きその他の分ツールをご紹介致します。