2018年、年末を迎えて
先ほど、社内の大掃除を終えて2018年の営業を終了致しました。
今更振り返る必要もないですが、皆様ご存知の通り、自然災害が多く、弊社においても少なからず影響がございました。
しかしながら、業務そのものは大きな混乱もなく最終日を迎えることができていることに少しホッとしています。
業績に関しても16期を9月末に終え、すでに17期の第一四半期を終了した弊社ですが、
ありがたいことに順調に推移しております。来年もご期待に添えることができるよう精進して参ります。
今年は出会いもありましたが、別れも多くありました。
その中で既存メンバーが急激に力をつけることもあり別れそのものは悪いことだらけではないなとも思います。
10月より人材教育の概念を盛り込んだ新しい人事制度をスタートさせ、その中に行動指針を設け、各メンバーがその指針に対して独自で方向性を見出す形を作りました。
取り組みのレベルはメンバーで既に差が生まれているところもありますが、いかにこの機会を使って自身の市場価値を高めていけるか、その意思が存在するか注目しています。
- 素直さ
- 自己理解
- 自律志向
- 視点の広さと深さ
この4つが弊社共通の行動指針となっています。
すべて市場価値が高い、つまり、代わりがいない人材になって欲しいという願いから選定したテーマです。
「財を残すは下。されど財なくんば事業保ち難く。事業を残すは中。事業なくんば人育ち難し。人を残すは上なり」
後藤新平氏の言葉だとされていますが、私の人生における最終テーマがまさにこれになっています。今後これが別のテーマに変わることはないでしょう。
自身の人生を賭けて取り組むテーマとしてはこれ以上のものはないと感じています。
来年、38歳になりますが、2004年から始まった社会人経験の中で様々な出会いの中で、いろんな方からバトンを受け取ってきていることに最近気づきました。
前々職では支店長、そして先輩方から、前職では社長や同僚から、知らず知らずにいろんなものを受け取り、今の形があるなと思います。
正しい価値を提供し、皆様へ喜んで頂き、適切な利益を頂戴し、事業をよりよいものに昇華して、次の世代が次の次の世代へ人を残せる人材を多く輩出していく覚悟ができた一年でした。
理想論やかっこいいことだけでは生き残ることが難しいことも理解していますが、
このテーマに沿って、来年もまたその翌年も邁進する次第でございます。
本年も多くの方々にご協力頂きました。感謝申し上げます。
2019年においても「確実な1歩」を積み重ねて参りますので弊社メンバー一同何卒ご贔屓賜りますようお願い申し上げます。
2018年12月28日
代表取締役社長 角田 祐介