変わる『働き方』
新型コロナウイルスの拡大後、これまでなかなか変わらないかったものが、いとも簡単に変わっていっています。
変わることを強要されているとも言えます。
弊社にしても、4月頭から製造・物流チームを除くメンバーが自宅での勤務を開始。
結果として2ヶ月間、リモートでの運営を行ったわけですが、特に大きな混乱もなく、このスタイルでの可能性を感じた次第です。
6月の中旬から人々の移動が増えてきて、公共交通機関を使って出勤するメンバーは再び罹患のリスクが高まったことにより、
メンバー間の話し合いの中で再度リモートワークへ切り替え、今日に至っています。
現在、全メンバー(と言ってもそれほど多くはない人数ですが)のうち、25%のメンバーがリモートワークなっています。
メリットとしては、
- 人との接触を最小限に抑えることができる
- 通勤時間がなくなり、生活サイクルの中の時間が増える
- 小さいお子様やご家庭の事情で出勤できない、出勤しにくい人材の積極採用が可能になる
- 通勤経費の削減
デメリットとしては、
- 社内のコミュニケーションが単純に減る
- 各メンバーのコンディションの確認の難易度が上がる
- セキュリティの問題
- 社員教育
が、それぞれもたらす影響かなと思います。
メリットは伸ばし、デメリットは潰せるだけ潰す。
現在、代表番号宛に頂く電話は本社だけでなく、リモートワークをしているメンバー、外出しているメンバー、どこにいても応対できるように
しました。またオンラインでの商談やミーティングのプラットフォームも準備中です。
ヘッドオフィスの必要がない、ということはこの国ではあまり一般化しにくいだろうなと思います。
今後、ヘッドオフィス、ブランチなど一箇所に集まる場所はある意味では特別な場所、たとえば気分転換だったり、スイッチを入れ直したりなど
そういう位置付けになってくるのかもしれません。
現在、私が社内で試していることも文字通り、テストで、プロトモデルですが、
ゆくゆくはフルリモートで、そのフルリモートを生かした雇用形態へ変化させていきたいと思っています。
それはまた、お客様との関わり方でもゆくゆく大きな変化をもたらすと考えていますが、それはまた、別の機会に。